※この記事は随時情報を更新していきます。
最終更新日 2023/5/31（日本時間） 試合終了時点
野球界での通説
”先頭打者の四球は得点に繋がる”
この説をデータで立証していきます。
データの対象とするのは、
大谷翔平選手の所属する
ＭＬＢエンゼルスの2023年シーズン成績。
比較のため、
先頭打者四死球時の得点確率と
先頭打者安打時の得点確率について
確認していきたいと思います。
エンゼルスの攻撃時の得点確率と
守備時の失点確率についてデータを取ります。
大谷翔平選手の所属するエンゼンルスの試合は
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”先頭打者の四球は得点に繋がる”と言われている説は本当なのか？
についてはこちらをご覧ください！
↓↓↓
３,４月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
３、４月期 エンゼルス攻撃時の得点確率データ
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 50.00% | 55.36% | 53.57% |
エンゼルス守備時（失点確率）
３、４月期 エンゼルス守備時の得点確率データ
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 50.00% | 56.52% | 53.57% |
私的講評
偶然にも守備時と攻撃時の先頭打者出塁時の得点確率が同じになりました。
どちらの数字も
相場と言われている約４０％より圧倒的に高い！
大谷翔平選手やトラウト選手をはじめとした強打者を要するエンゼルス。
オフェンスに重点を置く
エンゼルスらしい結果がデータに現れています。
10点取られても11点取ろう！という感じですね。
攻撃時の先頭打者四死球数２８、安打数５６
守備時の先頭打者四死球数３８、安打数４６
守備時と比較して攻撃時の四死球数が大幅に少ないですね。
エンゼルスは
ボールをじっくり待つのではなく
ガンガン打ってチャンスを拡大していくスタイルと言えます。
私的には、観戦時のイメージ通りといった感じです。
5月もどんどん打ち勝っていってもらいたいですね！！
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５月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
５月期 エンゼルス攻撃時の得点確率データ
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 40.00% | 55.38% | 52.50% |
エンゼルス守備時（失点確率）
５月期 エンゼルス守備時の得点確率データ
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 54.17% | 40.74% | 44.87% |
私的講評
まず攻撃時において、先頭打者安打出塁時の相場と言われている約４０％より圧倒的に高い。
四球出塁の場合は、平均的な数字です。
エンゼルスは、５月もどんどんと安打を重ねて点を取るスタイルだったと言えます。
一方、守備時の先頭打者四死球出塁時の失点率についても、５０％超えで高いデータが出てます。
打ち勝つスタイルのエンゼルス”らしい”データと言えます。
チームとしての積極的な攻めが見て取れます。
大谷翔平選手も初球からどんどんスイングをかけていくタイプですので
その代表格と言えます。
疲労の出てくる６月に入ります。
故障者が出てきているのが気になりますが・・・
前半戦の山場を良い形で戦いきって欲しいですね！！
６月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
エンゼルス守備時（失点確率）
７月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
エンゼルス守備時（失点確率）
８月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
エンゼルス守備時（失点確率）
９月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
エンゼルス守備時（失点確率）
１０月データ
エンゼルス攻撃時（得点確率）
エンゼルス守備時（失点確率）
２０２３年通算
エンゼルス攻撃時（得点確率）
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 50.00% | 55.65% | 54.19% |
エンゼルス守備時（失点確率）
| 先頭打者四死球出塁時 | 先頭打者安打出塁時 | 先頭打者出塁時 |
| 53.33% | 49.45% | 50.99% |
総評
安打、四死球問わず先頭打者の出塁は、５０％前後得点に繋がっている。
安打での得点確率の方が圧倒的に高い。
四球だから、得点に繋がるわけではないようです。
それではまた！
