連日ワイドショーを賑わせている
”BMWアイス騒動”
なぜここまで大きい騒動に発展しているの?
MINIの車が映ってるけどなんでBMW?
といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、騒動の発端について詳しく解説していきます。
また、最後に今回の騒動に対して
私自身の思うことも書かせていただこうと思います。
ぜひ読んでいってください。
騒動の発端
騒動の発端は、2023.4.20に
中国の上海にて開催されたモーターショーでの出来事です。
日本でもお馴染みのメーカーMINIの出展ブースで
来場者に無料でアイスクリームを配布していました。
ところが、現地国(中国)の来場者が
アイスクリームを受け取りに行くと
ブースのスタッフが「配布は終了した」と伝えました。
直後に、外国人来場者が
アイスクリームを受け取りに行くと
スタッフはクーラーボックスから取り出した
アイスクリームを渡しました。
↑↑
この一部始終を動画撮影している方がいたのです!
更に、動画撮影者(中国人)の方が
外国人来場者がアイスクリームを受け取った直後に、
受け取りに行くとブースのスタッフが
「配布は終了した」と再び伝えました。
撮影者は、この様子をSNSへ投稿。
一気に拡散され、MINIの今回の対応は
”人種差別的だ”との批判が殺到しています
これに対してMINIの経営元であるBMWは謝罪しました。
内容は以下の通り
「不注意な管理とスタッフの怠慢だ皆さんに不快感を与えた」
「従業員用のアイスクリームがあった、動画中の外国人は従業員である」
しかし
時すでに遅し・・・
中国国内の怒りが収まる様子はありません。
BMWへの影響
今回の騒動は、既にBMWに大きな影響を与えています。
MINIとBMWの関係
騒動の発端になったMINIは、”イギリス車”のイメージが強いですが、
ドイツ大手の自動車会社BMWの傘下のブランドです。
そもそもMINIがイギリスで発祥したことに間違いはありませんが、
その後、BMWがMINIを販売していたローバー社を買収したことで
現在の経営体系になっています。
BMW車の破壊運動
怒りの矛先は
残念ながら、自動車本体にも向いているようです。
MINIをはじめとしたBMW車に攻撃をする模様を
撮影した動画が拡散されています。
アイスクリームに×印を重ねたステッカーを
エンブレムに貼り付ける攻撃もされています。
BMW車の不買運動
”中国人を差別するなら、国内で車を売るな”という運動が起こっています。
BMW車の取り扱いを辞めるという中古ディーラーも出てきています。
BMWにとって
いまや中国は米国を抜く巨大市場です。
この不買運動が続くとかなりのダメージを受けることになります。
今回の騒動に思うこと
ここからは、
今回の騒動において私の感じたことを書かせていただきます!
いかなる場合でも暴力行為は許されない
今回の騒動で現地(中国)の方は、本当に不快な思いをされたと思います。
しかし、”いかなる場合でも暴力行為は許されない”ということは
大前提とすべきだと感じます。
車の破壊運動は暴力行為に他なりません。
暴力行為に踏み切った時点で、
悪がどっちなのか判断ができなくなります。
正義は厳然と言論戦で証明していきたいものです。
↑↑
私自身にも言い聞かせてます!
SNSの拡散力
今回のことがここまでの大騒動に発展したのは
SNSの拡散力があったからです。
瞬く間に拡散されていくSNS。
これは大きな魅力であり、最大の武器です。
SNSは紛れもなく時代を変えたインパクトあるツールです。
しかし、使い方を誤れば凶器になります。
包丁のようなものですね。
SNSとは
賢明に付き合っていきたいものです。
不服を示す行動力
自分たちの納得のいかないことに対して
異議を唱える行動力や団結は力強いと感じました。
これは、中国の限ったことではありません。
フランスも年金受給開始延長を巡ってデモを起こしています。
諸外国の行動力は、日本では考えられないような爆発力があります。
自分たちを守るために
こういった行動力が必要な場面は多々あると感じます。
どのような行動を起こすかという方法については慎重に考える必要がありますが、
いざという時の行動力には学ぶべき点があるように感じました。
以上、お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた!
騒動の早期収束を願いつつ・・・