最近話題になっているMLBの新ルール”ピッチクロック”。
今、野球はWBC日本代表の活躍により、一層注目が集まっているスポーツですね。
WBCでは、MLBでプレーする日本選手たちの活躍が際立っていたことから、今シーズンからMLB観戦を開始した方も多くいるのではないでしょうか。
まだ聞き馴染みのない新ルール”ピッチクロック”とは何かを解説していきます。
当記事を読むことにより、”ピッチクロック”について理解することができ、MLB観戦をより楽しむことができるようになりますので、是非読んでいってください。
話題のMLB新ルール”守備シフト禁止”についての記事はこちら
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MLBの抱える課題
野球発祥の地であるアメリカに存在する世界最高峰のプロ野球リーグであるMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)。
MLBは、もちろんアメリカでは大人気!!と言いたいところですが、他の人気スポーツと比較するとそうとも言い切れない部分があるそうです。
その原因の1つとして、試合時間の長さが挙げられます。
確かに、サッカーやバスケットボールは時間が決まってるのに対して、プロ野球には明確な時間制限がありませんね。
この問題に対応するために”ピッチクロック”というルールが導入されることになりました。
ピッチクロックとは
「ピッチクロック」とは、投手が次の投球を行うまでの時間を制限するルールのことです。
投手は、ボールを受け取ってから走者なしの場合”15秒”、走者ありの場合で”20秒”以内に投球動作に入ることが定められています。また、打者に対しては制限時間残り8秒までに打席に入り投球に備えなければなりません。
これに違反した場合は、投手ならボール、打者ならストライクが宣告されます。
ピッチクロックのメリット
1番のメリットは、試合時間短縮です。
実際に2023年MLB開幕戦では、平均26分の時間短縮につながっています。
また、既にピッチクロックが導入されていたマイナーリーグでは、このルールが健康維持に役立つ可能性があるとの見解も出ているそうです。試合時間短縮が、選手の睡眠時間確保に寄与することでケガの確率が下がったというデータが報告されています。
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ピッチクロックのデメリット
デメリットは、投手と打者の1対1の駆け引きが希薄になってしまう可能性がある点です。
団体競技でありながら、個人の対決も楽しめることは野球の大きな魅力です。時間制限がある中でも名勝負が生まれていくことを期待しています。
記憶に新しいWBC決勝戦9回表の大谷翔平投手VSトラウト選手の名勝負。大谷投手がトラウト選手を三振に仕留めたあの最後の1球の投球時間は26秒だったそうです。あの名場面がピッチクロックにより10秒以上短縮されていたと思うとどうでしょうか・・・
最後に
今回は、MLBで新しく導入された”ピッチクロック”について解説しました。
MLBで導入されたということは、いずれ日本のプロ野球(NPB)にも規定されることになるかもしれません。選手の負担が増える形になりそうですが、変化に対応してくトップ選手たちの姿は、野球という枠を超え、観る人を魅了していってくれることと思います。
実際に、MLBでプレーする大谷翔平投手は、このルールに対応するため、ピッチコムという電子機器を試合中に身につけることにより、捕手とのサイン交換時間の短縮を成功させたことを開幕戦で証明してくれました。
この変化への対応力は、いちサラリーマンの私も見習うべきだと感じました。
今後、新ルール”ピッチクロック”がMLBを更に活性化させゆくことを願います。
それではまた!